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BLOG 長靴を履いた坊主         ~ 那谷寺公益事業清水基金・SMRI ~

木崎と申します。内容は那谷寺清水基金の国際NGO活動や、SMRIの福島キッズキャンプの事など。

ラオス訪問 2013

ラオス、ビエンチャンの安井さんの元に今年も訪れました。
今年は雨季の真っただ中、雨の中の訪問でした。

ラオスの学校はちょうど今が夏休み。
去年の9月ぶりの川のほとり文庫には、見覚えのある子ども達が集まっていました。
おおーーーー!大きくなっとる!!!

雨降りなので、雷門の立体パズル作りや、組み紐でのミサンガ作りをして遊びました。

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安井さんは子供らしいお話の世界
なかなか問題の多いスラムのような場所。子ども達のシェルター代わりに
ここから外へとつながっています。

昨年から奨学金

訪問最終日にやっと雨が上がりました。
毎年みんなが楽しみにしている、川への遠足です。
車には安井さんと安井さんの旦那さんのノイ、木崎に図書館員のカオちゃん、トイ、ノイ、ブンスム、ジョイー、アン、ター、カムフー、ブンミー、ラッキーボーイ(これ本名です)の計13人がハイラックスに乗り込みます。

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一番年上のトイはケータリングの料理の仕事をしているので、てきぱき料理していきます。

英語学校に行くと言っていたトイですが、やはり、家が、他の土地に引っ越すことになり(と言っても、ここから徒歩の距離)、その土地を借りるお金を稼いだりで、彼女も働かなくてはならなくなり、元働いていた縫製工場?で働きだしたそうです。
ノリにぜひ、その旨、報告して…とのことです。


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カムフー
「うちは弟や妹が多くて、自分の分の登録料が足りないから進学をあきらめる」と言ったカムフー(女、中2)である。その時に、
「奨学金で、登録料を出すから、あきらめずに進学しなさい」と勧めたところ、少し遅かったのだが、先生に登録料を払い、中2へ編入した。カムフーには、制服代なども出さずに、登録料だけの支援をしたのだが、その後、「一日だってやすんでないよ!」まじめに学校へ通っている姿を見かけるのはうれしい。

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おいしいね!


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時間を忘れて遊びまくりました!


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以下安井さん報告
 2011年9月より、清水基金から、ドンパレープの子どもたちの中で、様々な理由で学校へ行けない…登録料を払えない…子どもたちに支援して頂いている。本当にありがたく、感謝している。だが、奨学金の運営は大変に難しく、うまく活用できていない部分も多いと思われ、皆様には申し訳なく思っている。

 まず、2011年9月に登録料を支援し、自転車修理をしてあげたオオンは、結局、中学を中退したまま、もう戻らず、タイに出稼ぎに行ってしまった。結局、両親とも同居しておらず、おばあさんの稼ぎに頼るわけにはいかず、学校へ行っても、ろくろく昼食も食べられない…夜バイトをするようになり、結局、学校に通えなくなった。その後、急に大人びてしまった彼女は、図書館へもあまり来なくなったのだが、その後、タイへ出稼ぎに行ったとのことだった。2013年4月に戻ってきて、すっかり大人っぽくなって図書館にも顔を覗かせたが、タイの観光地、パタヤー近くの洋服屋で働いているとのことだった。今回、彼女が稼いだお金を、彼女がずっと育ててもらってきたおばあさんと同居することを条件に、別居していた両親に渡したとのこと、健気な話である。彼女は、きっとまた働きに行くだろう。オオンのケースで、元から環境が厳しい家の子に、登録料だけ支援しても、学業を続けるのは難しい。そして、その子どもの環境自体を変えることは他人には難しく…奨学金で何を支援したら、子どもたちに役立つ支援になるか? は実に難しいことだと感じさせられた。

 2012年度は、ラオスの新学期がはじまる前の8月末、奨学金が必要な子、そして親と話をした。今年度も、実は成功したとは言い難い。偏りすぎてしまったのである。
 図書館の裏に住んでいる家は、両親がかごを編んで生計を立てている。子どもたち、小5のブンミー(女)、小3のスック(男)、そして小1に入るヌック(男)。上の二人は、昨年度も小学校への登録料は未支払のままだったそうである。結局、この3人の登録料を支払うことになり、その他、1台の自転車、制服、鞄、くつを購入。おかげさまで、この子たちは、元気に、登録料を未支払のまま肩身の狭い思いをすることなく、学校へ通うことができることになった。
特に姉のブンミーはまじめで、よく図書館も手伝ってくれる。おとなしい目立たない子であったが、人形劇や踊りにも参加するなど積極的になってきている。図書館で仲間に加わり、自信が出てきている様子が、見ていても嬉しい。スックもヌックもいい子であるが、問題は、この家族がしばしば夜、酒飲み、または覚醒剤使用者のたまり場になっているらしい…ということである。はっきりしたことはよくわからないが、夜中に、よく人々が集まっている。朝から黙々と竹かごを編んでいる両親を見ていると、本当にどうなのかはよくわからないが…もし両親が絡んでいるとしたら、そのような家庭に支援すべきかどうか? だから余計に支援すべきなのか? 非常に難しい。

 もう1軒はやはり、竹かごで生計を立てている家のきょうだい・・ノイ(女、中2へ復学、一度学校を辞めている)、アン(男、小5) フォン(女、小3)、サイ(男、小1)の登録料…そして、職業訓練校に行きたいという姉のトイを支援した。どうしてもみんな学校へ行くのに自転車がいるということで、3台の自転車をこの一家に購入した。このことが原因で、「どうしてあの家ばかり支援するのだ?」という反発が起きたらしく、その後、しばらく、一部の中学生たちが、図書館に来なくなった。その後、姉のトイは、結局、食堂に勤めはじめ、学校へ行くのはあきらめてしまった。自転車のうち1台は、彼女や父親が仕事に使っているようだ。ノイは学校へは行っているが、父親から、休日は家の仕事(竹編みなど)を手伝うように言われ、最近は図書館に来なくなっている。アンはよく本も読み、成績はいいということだが、最近、学校を休みがち…だとのことである。来年はどうするか? は再びよく話し合わなくてはいけないように思う。両親も、「勉強させたい」とは口では言うし、一度は、「私立に行かせたい」などの発言もしてきたので、「それは、あまりにも過ぎた要求ではないか?」と言ったところ引っ込んだのだが…その割には、図書館に来ることを禁じるなど、実際には、口ばかりで、子どもたちの教育には協力的ではないようである。
 

奨学金支援を初めて2年。公的な機関を通じての支援ではないので課題が多い。お金を渡すのは子供の属する家庭である。しかし家族が教育に協力しないとそのお金は別の事に使われてしまう。すべての子に平等に行うことが出来ず、ある特定の子を支援することで、他からの反発が来るということもある。また、本当に必要な子に適切に届けることができているのか?ということもある。本当に難しい。登録料や制服代などだけで学業が続けられる子は、それなりの家庭の理解があるということである。貧しくても日々の食事、たびたびの出費などを、家族が出せるということである。日々の食事やお小遣いが欠ける子は、やはりじきに学校に行かなくなる。が、そこまでを奨学金で支援するのは、家庭に踏み込むことになり、現状困難である。どのような形で続けていくことができるかは、今後、話し合っていかないといけないと思います。

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