BLOG 長靴を履いた坊主         ~ 那谷寺公益事業清水基金 ~

木崎と申します。内容は那谷寺清水基金の国際NGO活動や、東日本大震災支援、社会福祉法人自生園のことが多いです。

ダラムサラ チベット亡命政府訪問 2016

今年もインドはダラムサラにある、チベット亡命政府に訪問しました。
デリーから夜行バスで12時間。インドの長距離バスは20年ぶりでした!

教育省と、STSS(日本の教育委員会みたいなの?)を訪れました。
IMGP0262.jpg

いつもメールでやり取りしている担当官と清水基金が支援している子ども達についてお話を伺い、現在進行中のプロジェクトについて確認を行いました。
清水基金では日本の里親を募集し、チベット難民の子ども達の衣食住・教育費の支援をしています。

チベット本国(現中国)で18歳の時に収容所に入れられ、27年間をそこで過ごした男性とお会いしました。
満足な食事を与えられず強制労働をさせられ、沢山の仲間が餓死したそうです。くたくたになって帰ってきての毎夜の「教化」は本当に苦しかったそうです。
その後彼は亡命に成功しましたが、今は本当に亡命に対する締め付けが厳しく、ほとんど亡命が出来ない状況なので、インドでの子ども達の数は減り続けています。チベット人にとっては苦しい状況が続いています。


翌日、我々が支援するチョンタラの寄宿舎学校に行って来ました。ダラムサラから車で3時間ぐらいの場所にあります。

IMGP0272.jpg

熱烈歓迎を受けました。

IMGP0288.jpg

これまで、運動場の整備や寄宿舎建設、民族衣装や民族楽器の整備や井戸の掘削などを行ってきました。
今回は学校のセキュリティに関しての工事を行ったので、その完成確認を行いました。

IMGP0300.jpg

この子たちは、インドの辺境の地にある難民キャンプから来ている子ども達です。
辺境地は様々な制限があり学校を作れないので、子ども達は遠く親元を離れ、この学校で勉強しています。
彼等の出身地はこの場所から行くのに1週間ほどもかかる為(交通機関やまともな道路が無い)、前は一度親と離れたら、大きくなるまで会うことは出来ませんでした。
そこで7~8年前から、子ども達を引率してもらって1~2年に一度は冬休みに里帰りして家族と過ごす時間を作る事業を始めました。

インド国内では、彼らは安全に過ごせ、自由に話し、信仰を守ることができますが、国を持たない不安定な流浪の民です。
いつか彼らがチベット本国で家族一緒に安全に過ごし、自由に話し、自由に信仰できる安住の地を得られますように。。。

別窓 | NGO | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| BLOG 長靴を履いた坊主         ~ 那谷寺公益事業清水基金 ~ |